現在、市販されているカギの種類はとても多くさまざまなカギが販売されています。
すべてのカギ同士に互換性があるわけではないため、カギ交換をするには現在のカギと互換性のあるカギを選ばなければなりません。
カギ交換といっても実質的にはシリンダーを交換することになりますから、どのタイプのシリンダーを使っているのかチェックすることから始めましょう。
まず、ドアのフロント部分を見てください。
ドアのフロント部分とは、シリンダーケースを固定するためにつけられた先端の板（座面）のことです。
フロント部分には、カギのメーカー名と型式記号が書かれています。
書かれているメーカー名と型式記号と互換性のあるカギなら、安心してカギ交換をすることができます。
カギ専門メーカーが製造したカギなら、互換性のあるカギを見つけることは難しくはありません。
ホームセンターに行けば容易に見つけることができるでしょう。
しかし、メーカー名がカギ専門メーカーでない場合、オリジナル製品である可能性があるため少し厄介です。
一般的なカギの流通経路は、カギメーカー→問屋→鍵業者→客という流れになっています。
ところが、オリジナル製品の流通経路には、カギメーカー→サッシメーカー→問屋→鍵業者→客のように他のメーカーが間に入っていることがあります。
オリジナル製品の場合、互換性のあるカギが間に入っているメーカーにしかないということがあるため注意しましょう。
上記の場合では、サッシメーカーにしかないということになります。
ホームセンターなどを探しても互換性のあるカギを見つけることができない場合、探しているカギがすでに廃盤になっている場合など、素人では対処できないケースがよくあります。
このような場合は、自分で何とかしようとせず、カギの専門業者に依頼したほうがいいでしょう。
オリジナル製品や廃盤製品でも、カギの専門業者ならすぐに対応してもらうことができます。
自分でやれば費用は少なく済みますが、安物買いの銭失いにならないように注意しましょう。