侵入させないための鍵の交換

みなさんは泥棒というとどんなカッコウをしていると思いますか。
よくドラマや漫画に出てくるような、いかにも泥棒といったカッコウの泥棒などまずいません。
理由は簡単で、そんなカッコウをしたら目立って仕方がないからです。
ではどんなカッコウをしているかというと、ある時は新聞配達員、ある時はスーツ姿のサラリーマン風、そしてある時は工事の作業員風であったり、ジョギングをしている最中のスポーツマン風だったりします。
つまり、そこにいてもおかしくないようなカッコウをしています。
そのカッコウで下見をし、そして万が一でも捕まらないと判断したら泥棒に入るわけです。
泥棒が侵入する方法はその時の状況によっても違うでしょうが、大きく分けて2つあるそうです。
それが、ピッキングやバールなどを使ってドアから入る方法と、窓ガラスを破ってそこから入る方法です。
それでは、そんな泥棒をどうやって防ぐのがいいのでしょう。
ドアから入る方法の場合、ピッキング用の対策がされたカギに交換することです。
また、補助錠やスペンサーの取り付けるも有効です。
このすべての対策をしていれば、鍵を開けるために30分以上はかかるそうです。
泥棒が物色する時間は10分ほどだといいますから、そんなにかかったら普通は諦めるでしょう。
窓からの侵入には、窓専用の補助カギの設置や防犯フィルムを貼るのが有効です。
防犯フィルムを貼っていると、 ハンマーなどを使ってもなかなかガラスを割ることはできません。
窓すべてではなくても、クレセント周辺だけでも防犯フィルムを貼っておくといいそうです。
その上で補助錠があれば、ガラスを割っても窓は開かないので安心です。
それでも窓ガラスから入ろうとすれば、ガラスを割る大きな音が出て時間もかかってしまいます。
泥棒は大きな音と時間がかかるのを嫌がりますから、以上のような対策をしていれば泥棒が侵入する確率は非常に低くなります。
防犯対策にはまず鍵の交換、というのもそのためです。