鍵交換で防犯対策

自分の身は自分で守る時代、大切な我が家や財産を守るためには、我が家の防犯対策を見直してみる必要があります。
最初に、玄関の鍵、これは空き巣から大切な我が家を守る最重要アイテムですが、余り関心を払わない人が多いみたいですね。
警察庁の統計などでは空き巣被害は3分半に1件発生しているとか、以前から「ピッキング」という空き巣の手口を耳にしますが、空き巣の手口はピッキングだけではなく、サムターン回し、強引に鍵を破壊する、こじ破り。
鍵穴を破壊する鍵穴壊し。
等々色々な手口で我が家を狙っています。
さて、鍵が5分以上開かないと68.5%の空き巣は侵入をあきらめるそうです。
つまり、玄関の鍵の使命は、空き巣に対して5分以上持ちこたえて、侵入されるまでの時間を稼ぐことということになります。
つまり、空き巣対策の要諦は、防犯性の高い鍵に交換するということになります。
プロ野球のチームであっても、エースのピッチャー一人では優勝できないのと同じように、玄関の鍵が1つだと、1つの鍵が5分以上持ちこたえてくれるかどうかは不安があります。
だから、1ドア2ロックにすることが防犯対策の基本です。
次に鍵の構造ですが、ピッキング被害に遭いやすい、旧式のシリンダー錠ではなく<警察庁によって防犯性能が高いと認められたCPマーク付きの錠前に交換しましょう。 また、サムターン回し対策として、サムターンを指で押さえないと回らない錠前にすることもお勧めです。 鍵の交換については多くのメーカーから錠前が販売されていますし、施工業者がいるようですが、信頼できるメーカーと施工業者を選ぶことをお勧めします。 また、この際、防犯対策を徹底するには、色々と家の周りを見直してみるのも必要です。 防犯カメラやセンサライトも必要かもしれません。 特に見通しが悪いと見ろの窓は破られる危険性がありますから、人が近づくと反応するセンサライトをつけるのが有効です。 是非、我が家の防犯対策をしっかりやって安全を手に入れて暮らしたいものです。